ボクは昔から、ちょっとひねくれた性格で、人と同じものが嫌いでした。「みんなが持っているものなんて…」と、どこかで斜に構えていたんです。それは、液燃ストーブの世界でも同じで、コールマンのようなメジャーなブランドは避けて、主にヨーロッパや、スウェーデンのなストーブばかりを集めていました。
しかし、ひょんなことから手に入れた一台のコールマンが、その考えを大きく変えることになったんです。
コレクションが物語る軌跡

↑が、現在のボクのコレクションです。
手前から、BE-PALの付録の赤いツールボックス。そして奥には、コールマンのシングルストーブたちが並んでいます。最初は、ただ安かったからという理由で手に入れた508A。その堅牢な作りに惹かれ、気づけば502、576、そして500といった様々なモデルが集まりました。
中でも、なんとも言えない言葉では表しがたいストーブが、一番右のModel 500です。
誤解と和解、そして真の魅力
初めてこの500を使ったとき、正直なところ「なんだか頼りないな」と感じました。巨大なタンクとバーナーを持つその見た目に反して、湯を沸かすのにやたらと時間がかかったからです。風防がないのは分かっていましたが、それにしても時間がかかりすぎる。
しかし、その原因は、ストーブではなくボク自身にありました。
風のない環境で試してみると、驚くほど短時間で湯を沸かすことができたのです。そこで初めて、このストーブが持つ本来の性能を知りました。
見た目だけ、巨大で古いだけのストーブじゃあなかった。ただ、風という環境に性能が左右される、道具としての個性を持っていただけでした。
好きになった理由
ボクがコールマンを好きになったのは、その道具がメジャーだからではありません。
そのストーブたちが、それぞれの時代に、それぞれの環境で、どんな役割を果たしてきたのか。その物語に触れるうちに、すっかり魅了されてしまったのです。
ボクが今、このストーブたちを気に入っているのは、単に性能の良さだけではじゃあないんです。
不便さの中に隠された物語や、当時の人々の暮らしを想像させてくれる。
それが、ボクがコールマンを好きになった、ただ一つの理由です。これからも、ボクのコールマンたちを大事に、ガンガン使っていきたいです。最後までご覧頂きありがとうございました♪